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郊外に建つ木造の2階建のアパートである。
近くには大学もあり、敷地はその周辺、駅からも程近い閑静な場所の角地である。
小さな中庭を囲むように住戸は配されている。
中庭を通り抜けるようにようにして施主の住居がある。
各住戸のプライバシーを守りながら広がるこの中庭は各住戸の庭でもあり、この地でひと時でも住む人々にとって「集まって住む・生活を楽しむ」ということを感じることができる最低限必要のようにも思えた。
外断熱、自然の素材で囲まれた各住戸の内部は極力、木造木組をあらわしにし、外からは大壁、内からはしっくい等の真壁扱いとした。
通常の木造アパートの問題点となる1,2階の遮音、防音にも構造から含め十分留意した。
施主は以前よりたばこ店を営んでおり、この建物が出来上がった後もたばこ店を営みながら管理するのが条件であった。
この建物を見守るように建っている丸い階段塔の下に愛らしくお店を設けるようにした。
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